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◆途中で材料変更したり、デザイン変更したりしつつも何とか出来上がりにたどり着いたスワッグ制作の実例
何でも当初の予定通りにできるとは限らない!
この記事は、スワッグの作り方指南というよりは、「こういう失敗例もある」という記録です。
一応、出来上がりまでたどり着いているので、100%の「失敗」ではないかもしれませんが、予定通りにいかなかったことを失敗と捉えるなら、完全に失敗例です。
失敗の最大の原因は、何もかも見切り発車で、なんとなくで作り始めているところにあります。実は、当サイトでは、見切り発車による途中からの路線変更例が結構あるのですが、久々に大掛かりな路線変更があったので、包み隠さず記録して、「こうならないようにしましょう」という注意喚起につなげようかと考えました。
どうぞ、私と同じ失敗をされないための参考になさってください。(我が家の場合は、道具も素材も常時豊富にあるので、急に「あれが欲しい」となった時に、高確率で道具部屋から持ってこられます。しかし、普通の家では、新たに買ってくるハメになると思いますので、私のように軽い気持ちで見切り発車してはダメです!)
【目次】
1.最初は、こんな素材を用意した
2.なんとなくで束ねてみた(これで出来上がるはずだった)
3.物足りないので、素材を足しました
4.最初の材料を一つ諦める
5.紆余曲折ありましたが出来上がり
最初は、こんな素材を用意した
最初に考えていたのは、下のような素材で作るスワッグでした。
↑ドライオリーブ、フレッシュコニファー、ドライブラウンコットンの三種類です。
なんとなくで束ねてみた(これで出来上がるはずだった)
なんとなくこんな感じかなあという形に置いてみて、そのまま根元を輪ゴムで束ねました。
束ねたものに、リボンを付けるところまでやって、一回壁にかけてみました。
なんか違うなあ。ど真ん中あたりに、見どころが無くてつまらない。何か足してみることにしよう。
物足りないので、素材を足しました
手近にあった素材を足してみます。こういうとき、輪ゴムや麻紐1本でくくっただけのスワッグは、簡単に作り直しが出来て良いです。がっちりワイヤーワークで全部付けてしまったものの構成を変えるのは大変なことがありますが、スワッグなら気軽に何度でもやり直せます。
で、手近には枝つきのタカノツメがあったので、これを付けることにします。赤いリボンとも合うんじゃないかと思います。
一回輪ゴムを外して、タカノツメを1本加えてから束ね直しました。でも……タカノツメの茎が短いので、上の方にだけポイントがある感じになってしまいます。もう少し下の方にも見どころが欲しい。
ということで、ワイヤーの長い足を付け、フローラルテープで足を巻いた、下のような銀まつぼっくりを、
全体に散らすように付けてみることにしました。(「付けてみる」とは要するに、また一回バラシて束ねなおすということです)
これは……むしろブラウンコットン無くても良いのでは?
最初の材料を一つ諦める
ブラウンコットンは、最初に「使おう」と思って用意した材料の一つだし、しかもポイントにしようと思っていた材料なので、「これを使いたくて作り始めたんだけどなあ」という感が大きく、「できれば諦めたくない」という思いが結構ありました。しかし、どう考えてもブラウンコットンを外した方がまとまるだろう、と思えたので、遺憾ながら取り除くことにしました。(つまり、三度めの束ねなおしをしました)
紆余曲折ありましたが出来上がり
ブラウンコットンを外し、タカノツメをもう一本加えて、出来上がりとしました。
まあ何とかまとまりました、という感じです。
重ねて言いますが、うちは、素材も道具も常に色々スタンバイしているので、このような路線変更をしても、無駄になるのは私の時間だけです。使うはずのものを使わずに残しても、別のものに役立てるので、素材が無駄になるということはありません。だかろこその、こんなゆるい見切り発車でやっていけます。
素材をしっかり買いそろえて、物も時間も何一つ無駄にしたくない人は、絶対にこんなユルフワな作り方をしてはいけません。ご注意ください。