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◆コニファーは、ほとんどがクリスマスツリーにできる

コニファーは、ほとんどがクリスマスツリーにできる

コニファーをクリスマスツリーに

【目次】
1.コニファーとは?
2.コニファーを、クリスマスツリーにドレスアップ
3.コニファーの樹形を整える必要はあるか?
4.コニファーを、どうデコレーションすれば良いのか?
5.庭のコニファーに飾りつけできるか?

コニファーとは?

本来、コニファーとは、「毬果植物」のことで、毬果(松ぼっくりのような実をこう呼びます)のできる植物を指すのですが、毬果を付ける植物の多くが針葉樹であることから、いつのまにか針葉樹全体を指すようになりました。そして、現在「コニファー」の一般的な意味は、鑑賞対象として園芸に使用される針葉樹類を指します

コニファーを、クリスマスツリーにドレスアップ

自宅にコニファーがあるという方は、かなりたくさんいるはずです。
クリスマスプレゼントに添えられていた、ほんの20cmほどのシルバークレストだとか、ずっと昔から庭にチャボヒバが植わっているとか、引越しのお祝いに貰ったゴールドクレストだとか、何の種類か分からないけど、杉みたいなやつ、ヒバみたいなやつだとか、特に手入れもしないのに、感心に枯れないコニファーがありませんか?

クリスマスくらいは、彼らにドレスアップをしてあげてはどうでしょう。モミノキでなくても、おかしいことなどありません。大体、花屋さんが生木の鉢ものにクリスマスデコレーションをして売っているものは、ほとんどゴールドクレストなのですから。普段、一緒に生活している木で、十分楽しむことができます。

たまたまモミノキが家にある運の良い方は、モミノキで本当のクリスマスツリーをお楽しみください。とても贅沢なことだと思います!

コニファーの樹形を整える必要はあるか?

コニファーの樹形を、クリスマスツリーらしい円錐形に整える必要は、ほぼ不要です。(完全に不要と言っても良いくらいです)
みんなが知っているクリスマスツリーのデコレーションは、
「モールやオーナメントなどの力で、どんな背景もクリスマスの景色に塗り替える」
ところが素晴らしいのです。どんな樹形でも、飾り付けてしまえばちゃんとクリスマスツリーに見えます。よって、ナチュラルな樹形を生かすのが一番です。慣れない剪定をして、逆におかしな樹形になることも考えられます。
そもそも、直立系のコニファーは、元々円錐形に育つものが多いのです。
↓の画像をご覧ください。

エメラルドグリーン 【コニファー】

↑これ以上、樹形を整えようがありません。そのままの樹形で十分です。

一方、横ばい系のコニファーは、初めて飾り付ける方は悩むかもしれません。横ばい型とは、下の画像のようなコニファーです。

↑上の画像は、横へ横へと枝を伸ばすタイプのコニファーです。ガーデニングでは、グラウンドカバーによく使われます。
この樹形は、クリスマスツリーらしいとは言いにくいですが、これもオーナメントをつけてしまえば立派にクリスマスの飾り物らしく見えます。
オーナメントの付けように困ったら、クリスマスピック(飾りが付いた竹串みたいなもの。鉢に刺すだけ)を挿すだけでも良いと思います。全体を「かわいく」見せるデコレーションをしてみたらどうでしょうか。

コニファーを、どうデコレーションすれば良いのか?

デコレーションは、作り物のクリスマスツリーと、同じように考えて大丈夫ですが、せっかく生きた木そのものを使っているのですから、少々抑え目に飾った方が、生木の魅力と迫力が出ます。良ければ、当サイトのその他カテゴリの手作りクリスマスツリーの記事などご覧ください。

庭のコニファーに飾りつけできるか?

お庭のコニファーがクリスマス仕様になっているのは、素敵だと思います。
注意する点としては、モール、オーナメント類が風で飛ばないように留めつけること、雨が振っても大丈夫な飾りにしておくこと、などです。室内用の飾りでよくある「雪に見立てる綿」は、使わない方が良いです。

デコレーションを撤去するのも簡単です。作業中に誤って枝を切ったり、折ったりしてしまうことがあっても、少々なら枯れるようなコニファーではありませんので、それほど神経質に扱わなくて大丈夫です。乱暴に扱わない気遣いがあれば、特に問題ありません。
また、飾りの重みで枝が下がってしまったような場合も、しばらくしたら自然に元にもどりますので、放置しておけばOKです。