◆紅花のリース
紅花のリースの作り方
ドライフラワーにした紅花で作ったリースです。
このリースは、芯になるものを、ナチュラルな赤蔓にしたために、円形が歪になっています。なるべく正確な円形に作りたければ、市販のリースベースや、固いワイヤーを円形にしたものなど、しっかりした素材で、しかもきれいな円を描いているものを芯にして作ると良いです。
(蔓に、紅花をワイヤー留めしていくだけなので、作業としては難しいリースではありません)
【目次】
1.使用したもの
2.赤蔓を丸める
3.赤蔓に紅花を付ける
4.出来上がり
使用したもの
以下のようなものを使用しました。
- 紅花(ドライフラワー)……私は18本使っています
- 赤蔓
- ワイヤー
- 鋏
赤蔓を丸める
私は赤蔓をリースの芯にすることにしました。(手近にある円形のもの、円形にできるものなら、赤蔓以外でもいいです)
↑赤蔓を、自分でくるっと丸めました。とくにワイヤーなどで留めなくても、絡めたら留まったので、このまま使用します。
記事冒頭にも書いていますが、私はこの赤蔓を使ったために、歪な円形のリースが出来上がってしまいました。ナチュラルなリースとして、多少の歪はご愛敬だ、と思って作り始めたので、想定内ではあるのですが、思ったよりも「三角形」になってしまい、せめて楕円形くらいになる芯を選べば良かったかなと思いました。そのような後悔をしたくない人は、芯になるものは少し慎重にお選びください。(私は、数日飾っても結局この三角っぽいリースが好きになれず、すぐに別のリースに改造してしまいました)
赤蔓に紅花を付ける
紅花は、一本の枝から何本もの花茎が枝分かれしています。(小さい紅花だと、1輪咲きのこともあります)それを、一本一本に切り分けておきます。
下の図のような感じで切ります。
↑赤矢印のところで切っていきます。
茎の長さは、特にそろえずに適当にやりました。短いものは短く、長いものは長いままで、ただし扱い難そうに見える部分があれば切り落としました。
葉っぱはつけたままです。葉っぱがワイヤーの仕掛けを隠してくれる役に立つので、見た目に汚い葉以外はそのまま残しました。
紅花はドライフラワーにしてもしなやかさが残るので、上の画像のように少しなら曲げられます。(あまりにもカチカチのパリパリに乾いた紅花だとできないかもしれません)このしなやかさを利用し、赤蔓に紅花を巻き付けます。一本巻き付けてみたのが下の画像です。
↑くねくねと巻き付いているわけではないので分かり難いかもしれませんが、よく見ると蔓にらせん状に沿っているのが分かるかと思います。この段階では、ワイヤーは使っていません。
ここに、もう一本紅花を足しました。
このあたりで、ワイヤーの力を借りておきます。
この方法で、どんどん紅花を付けていきます。
ワイヤーは、特に規則的には使わず、「ここで留めないと外れそうで不安」と思うところで留めました。なので、3本足しても安定しているように見えたら使わないし、1本足しても「必要だ」と思ったら2箇所ワイヤーで留めたりしました。
紅花の付け方では、花が面になって並ぶように配置することだけ注意しました。
という感じで、紅花を7本ほどつけたのが下の画像です。
さらに紅花を付けます。
もっと付けます。
↑この時点で、変に角があるリースになることは分かっていましたが、もう引き返せませんでした。こうなりたくなければ、芯になるものをもう少し慎重に選びましょう。
もっともっと紅花を付けていきます。
蔓の上を、完全に一周するまで紅花を付けると、下のようになりました。
だいぶ三角形になってしまいました。いっそのこと、もっと鋭角的に、はっきりした「三角形リース」にしてしまうか、少し加工してハート型リースにしてしまうかすれば良かったかな……と思いました。
出来上がり
上に書いてきたように、あまり納得していないのですが、とりあえず出来上がりとしました。
↑こんな風に、なるべく「三角形」が目立たないように飾っていましたが、一週間ほどもしたら、「もっと好きな形に作り替えてしまおう」という気持ちが強くなり、結局三日月型のリース1つと、小さな壁飾り1つに改造してしまいました。
改造の様子は、また別記事にする予定です。