手作りリースの作例集

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◆ドライアジサイのリース

ドライアジサイのリースの作り方(続き)

ドライアジサイのリースの作り方・材料

こちらの記事:ドライアジサイのリースの作り方 の続きです。

前のページで作り始めたリースを、微調整して仕上げていきます。
(目次も前ページにあります)

ほぼ全部のパーツを付ける

パーツをほぼ全部(5~6個だけ残している)付けたものの、「表側」が下の画像です。(「裏側」が、上の項の最後の画像)

ドライアジサイのリースの作り方・材料

まだ、これは「完成」ではありません。もう少し手順が残っています。

引っ掛けるところを作る

(上の項で、すでに引っ掛けている画像が出ていますが)何かしら「引っ掛けどころ」が無いと、リースをどこにも掛けることができません。
紐でも、ワイヤーでも、リボンでもいいので、アカツルに結び付けて「引っ掛けどころ」を付けます。
私は今回、ワイヤーでひかっけることにしました。

ドライアジサイのリースの作り方・材料

最終チェック&微調整(飛び出しているところをカットする)

およそ出来上がったリースをどこかに掛けて、最終チェックをします。
机の上に置いたままでチェックすると、そのときには見えなかった欠点が、壁に掛けてからバッチリ目に付くことがあるので、必ずどこかに掛けて行います。

ドライアジサイのリースの作り方・材料

……色々と気になるところだらけです。とりあえず簡単なところから修正することにします。
まずは、ぴょこぴょこ飛び出している花をカットしていきます。

飛び出しているところというのは、こういうところです。
↓ ↓ ↓

ドライアジサイのリースの作り方・材料

↑こういうところを、鋏で切ります。
下の画像は、切った後です。

ドライアジサイのリースの作り方・材料

なるべく凸凹の無い輪郭にしていきます。

この「凸凹の無い状態」というのは、自宅用に作るのであれば、作者の主観で「ここまででよい」というOKを出してください。つまり、上の画像で私が切ったような部分も、
「別に、このくらい出ててもいいや」
と思うなら、切らなくてもいいです。また、飾っているうちに、目に付いたら切る、ということでもいいと思います。

最終チェック&微調整(足りないところにパーツを足す)

「切って調整」する作業が終わったら、「足して調整」に進みます。

これまた、全体をチェックして、パーツが足りないのではないかと思うところに、残してあるパーツを入れていきます。
パーツを入れる部分とは、

  • 周囲に比べて、厚みが足りない部分
  • 見えてはいけないものが見えている部分
  • 円形が崩れている部分

などです。

たとえば、下の赤丸の部分にボリュームが足りないと思ったら……

ドライアジサイのリースの作り方・材料

パーツを持って……

ドライアジサイのリースの作り方・材料

ざくっと「足りないところ」に挿し込みます。

ドライアジサイのリースの作り方・材料

ドライアジサイのリースの作り方・材料

後から入れたところは、多少不自然になることがありますが、ちょっと周囲をならせばすぐに分からなくなります。

今回作ったリースの大きな欠点は、右上あたりの形と、中央の穴の形でして……

ドライアジサイのリースの作り方・材料

どうも、右上あたりの幅が足りないんですね。そして、中央の穴がきれいな円形ではないです。

そこで、頑張って右上を厚くし、中央の穴も円形に整え……

ドライアジサイのリースの作り方・材料

一生懸命「円」に近づけました。

このような微調整は、上の項にも書いたように、個人の楽しみで作るなら、「作者の主観」」で行ってください。調整なんかいいや、と思う人はやらなくていいし、可能な限り理想に近づけたいなら、頑張って限界まで調整するのがいいです。また、集中力が続くまでは調整するけど、飽きたらもういいや、ということでもいいです。
要は、作者本人が「許せる形」であり、「飾って楽しもう」と思える形であればいいです。
私の作ったリースだって、よく見ればまだまだ限りなく修正箇所はあるのです。(実際に、後日ちょっと切ったりしました)

完成

これにて完成としました。

ドライアジサイのリースの作り方・材料

数種類のアジサイを使ったために、色々な色が混じりあいました。
パーツを留めるときに、とくに色のことは考えなかったので、「こんな風に混ぜよう」と思った結果ではありません。自然にこうなりました、という結果です。

出来上がりの寸法は、直径約39cm、厚みが約10cmほどです。壁にかけてみると、なかなかボリュームたっぷりなリースになりました。