TOP > 作り方解説 > プラスチックや紙を切ってリースベースを自作する
◆プラスチックや紙を切ってリースベースを自作する
小さくて軽い素材で作る用のリースベースを手軽に自作する
ごく小さくて、軽い素材で、気軽に作れるタイプのリースの、ベースになるものの作り方です。
紙や、プラスチック容器を切ったものを使いますので、本当に「小さくて、軽い素材」でないと、ベースの方が耐えられません。
本格派のリースには向きませんが、何かをちょちょっと付けるだけでリースにできるものの土台になりますので、ストックしておくと、その場の思い付きで簡単なリースがすぐに作れます。
【目次】
1.その辺にある素材で作ってみます
2.豆腐のミニパックで、四角いリースベースを作る
3.厚紙で、丸いリースベースを作る
4.どんなふうに使おうか?
その辺にある素材で作ってみます
すごく軽い気持ちで作りたいので、土台となる素材はわざわざ買わずに済ませようと思います。
というわけで、ここでは、
厚紙 と プラスチックの空き容器(私は小さな豆腐パックを使いました)
で作ってみます。
豆腐のミニパックで、四角いリースベースを作る
実際に豆腐パックを使ったので、「豆腐パック」と書いていますが、何の空き容器かはどうでもいいです。四角いプラスチックの小さい容器(手の平サイズ)で作ったもの、ということでお読みください。
私が使った豆腐のミニパックというのは、これです。
(白バックで撮ってしまって分かりにくい画像になったので、色味を調整したら古い写真みたいになってしまいましたごめんなさい)
これは、3個セットで売っているすごーく安い豆腐のパックです。この小ささ(一辺が8.5cmくらい)が、手軽で良いです。
このパックの、縁のところだけ切ります。そんなに丁寧に切らなくても大丈夫です。
するとこういう、四角い枠が取れます。
枠の切れ目は、セロテープで留めます。
↑これも、だいぶ適当にやって大丈夫です。なぜなら、ラフィアで隠してしまうからです。
ラフィアを、四角い枠のどこかにセロテープで留めて、
留めたところから、プラスチックの枠が見えないように、ラフィアを巻き付けていきます。
枠が完全に隠れるまで巻くと、下のようになります。
↑ところどころラフィアが浮いていますが、これでまあ良し、出来上がり、としました。これはあくまでもベースなので、どうせこの上に何か付けてしまいます。付けるときに、多少のラフィアの浮きなど分からないようなリースにすれば良いだけの話です。
ちなみに、巻き終わりはセロテープで留めていて、これも、「隠しちゃえばいいや理論」でやっています。
厚紙で、丸いリースベースを作る
上の四角いリースベースと同じ方法で、素材と形を変えたものを作ってみました。土台には厚紙を使い、ラフィアのほかに、リボンや毛糸も使ってみます。
厚紙を、下のようにドーナツ型に切り抜きます。
↑内径も外径もちょっとずつ違うのですが、まあほとんど同じような大きさのものを4つ作りました。
この厚紙に、上の項でしたように、ラフィアなどを巻いてリースベースに仕立てます。
厚紙のどこかに、ラフィアの端を貼り付けます。丁寧にやるなら接着剤が良いのでしょうが、私はセロテープで貼ってしまっています。
そして、厚紙に、ラフィアをクルクル巻き付けていきます。下は、ラフィアを一本巻いた状態です。
これを全体に巻けば出来上がりです。
ほかの厚紙にも、それぞれ違うものを巻いて、下のような4つのリースベースを作りました。ラフィアのほかは、毛糸とリボンを使っています。
どんなふうに使おうか?
四角一つ、丸四つのリースベースが出来ました。
どんなふうに使うのかは、具体的には何も想定していません。小さいので、何か小さいアイテムを貼って済ませるような、簡単なリースにしようかな、とは思っています。見えても大丈夫なベースなので、素材で完全に隠すような使い方はあまり考えていません。
特に、赤と緑のベースは、この色を利用しないと勿体ないです。クリスマスベルでも一つ付けたら、そのままクリスマスリースにできそうです。
(今後、この記事のベースでリースを作ったら、順次リースの作例カテゴリにアップしていきます)