手作りリースの作例集

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◆ゲイラックスのリース

ゲイラックスのリースの作り方

ゲイラックスのリースの作り方・材料

既製品のリースベースに、ゲイラックスの葉っぱをただ接着しただけのリースです。材料さえそろっていれば、誰にでも作れます。
私は、接着に木工用ボンドを使ったので、ボンドが乾くまでの時間が長くかかっていますが、グルーガンを使えば20分くらいで作成可能です。

また、私はなんとなくクリスマスを意識したので、赤いリボンを使いましたが、リボンの色選びによっては、特に季節を限定されないリースにすることができます。
フレッシュの状態から、徐々にドライ化していき、完全に乾いてからも、色がきれいであればそのまま長く飾れます。(記事の最後に、パリパリにドライ化したリースの画像があります。私はこの状態のまましばらく飾りました)

【目次】
1.使用したもの
2.リースベースにゲイラックスを貼る
3.リボンを付ける
4.出来上がり
5.参考:こんな風に乾いていきます

使用したもの

以下のようなものを使用しました。

  • ゲイラックス
  • リースベース
  • 接着剤……私は木工用ボンドを使いました
  • リボン

リースベースにゲイラックスを貼る

私は、下のようなリースベースを使いました。

ゲイラックスのリースの作り方・材料

このリースベースを選んだ理由は、ベースの中に、ゲイラックスの茎を挿しこめる隙間があるからです。私は、ゲイラックスの茎の先だけに接着剤をつけて留めたかったので、このようなリースベースにしました。(隙間の全く無いリースベースを選んだ場合は、葉の裏に接着剤をつけて貼ればできます。私はリースベースを後々再利用したいので、ベースの表面にベタっと接着剤跡を付けたくないのです)

ゲイラックスという葉ものは、フラワーアレンジメントなどによく使われるものです。そう珍しい葉っぱでもないのですが、いつでもどこでも買えるとも言えません。私は好きな葉ものなので、見かけたときに買います。(普段は特にリース用に買うのではなく、普通の切り花として買います)

ゲイラックスのリースの作り方・材料

↑このような、濃い緑の、丸い葉っぱです。ドライ化しても、この濃い緑が残ります。

この葉をリースベースにのせてみて、一周する枚数があるかどうか確認しました。

ゲイラックスのリースの作り方・材料

はい、枚数に問題なしです。(もし枚数が足りなければ、「葉っぱだけで緑のリングを作る」というデザインを考え直さなければなりません)

では、安心して葉っぱの接着に取り掛かります。
ゲイラックスの茎を、3cm程度の長さに切ります。

ゲイラックスのリースの作り方・材料

この茎の先に、接着剤をつけます。

ゲイラックスのリースの作り方・材料

そして、リースベースにくっつけます。

ゲイラックスのリースの作り方・材料

ちゃんと、接着剤がリースベースに付く場所を選びましょう。
この方法で、2枚目もくっつけます。

ゲイラックスのリースの作り方・材料

一枚目の上に少し重なるように二枚目をのせるる感じにします。
そうやって次々葉っぱを付け、リースベースの上を一周させると、下のようになります。

ゲイラックスのリースの作り方・材料

このまま、接着剤が乾くまで待ちます。(待ちたくない人には、グルーガンを使用することをお勧めします。私はグルーガン嫌いなのであまり使いませんが)

リボンを付ける

接着剤が乾いたらリボンを付けます。
下のような、リボンにワイヤーをかけたものを用意しました。

ゲイラックスのリースの作り方・材料

どこでも良いのでゲイラックスの葉を一枚めくるようにし、そこからリボンにつけたワイヤーを、リースベースの中に挿しこみます。

ゲイラックスのリースの作り方・材料

すると、葉の一部がめくれてしまいます。

ゲイラックスのリースの作り方・材料

これでは不自然ですし、リボンも傾いてしまいますので、ワイヤーで葉をめくってしまわないために、葉の一部に鋏で切れ込みを入れます。

ゲイラックスのリースの作り方・材料

ワイヤーがこの切れ込みの部分を通るようにすれば、葉のめくれもリボンのゆがみも無くなります。

ゲイラックスのリースの作り方・材料

出来上がり

吊り下げ用のリボンを付けたら、出来上がりです。

ゲイラックスのリースの作り方・材料

上の画像は、作った当日のものです。なので、葉がほぼフレッシュな状態です。
リースでは葉っぱに水をやれませんので、ゲイラックスの葉はここから徐々に乾いていきます。つまり、徐々にドライリーフになっていきます。私は完全なドライになるまで、このリースを飾りましたので、下の項で、乾いていく過程の画像を出そうと思います。

参考:こんな風に乾いていきます

私がこのリースを作ったのは、11/17でした。上の項の画像は、11/17のものです。
そこから日付順に画像を出していきます。

11/19

ゲイラックスのリースの作り方・材料

向かって右にある一枚の葉っぱが、小さく縮みました。

11/24

ゲイラックスのリースの作り方・材料

全体の半数ほどの葉が、縮み始めています。

12/7

ゲイラックスのリースの作り方・材料

ほとんどの葉が乾いています。下部の真ん中近くにある一枚だけに、まだ少しフレッシュさが残っています。色は、濃い緑です。乾いたおかげで、フレッシュのときよりも濃い緑になっています。

12/23

ゲイラックスのリースの作り方・材料

すべての葉が、完全にパリパリに乾いています。クリスマスイブイブの日はこのような状態でした。もちろん、翌日のイブもこの状態で迎えます。
乾いても濃い緑が保存されているので、全く問題なく飾れます。(茶色とか黒に変色する葉っぱや、とても小さく縮んでしまう葉っぱだと、同じようにはできません)
もし、イブにフレッシュな状態のゲイラックスリースを飾りたいなら、22日や23日に作ればいいのです。

イブにフレッシュな美しさを楽しむことを優先するのか、クリスマスにいたる数週間ずっと飾って楽しむことを優先するのかは、飾る人自身が決めれば良いと思います。
ただ、クリスマスが過ぎたら外してしまおうと思う人は、22日や23日に作って、2~3日飾るだけなのは勿体ないかなと思います。私なら、クリスマスを過ぎたら、クリスマス色の薄いものに作り替えるでしょう。
しかし、これも個人の考え方です。「フレッシュなリースを、クリスマスイブ~クリスマスまでの短い期間飾り、潔く処分する」というのも、かっこいい飾り方かと思います。