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◆ローリエとメノウの小さなリース
ローリエとメノウの小さなリースの作り方
消費期限が過ぎた料理用のローリエを、捨てるのが勿体なくてリースにしてみました。少量のローリエだけではメリハリもボリュームも出なかったので、メノウのさざれ石と一緒に円形にしてみました。
小さなリースですし、面倒なワイヤリングが要らないので、簡単で誰にでもできます。
【目次】
1.使用したもの
2.ワイヤーを選ぶ
3.ワイヤーを円形にする
4.素材をワイヤーに通す
5.接着剤で固める
6.出来上がり
使用したもの
以下のものを使用して作りました。
メイン材料……ローリエ
カレーやシチューに使うローリエです。私の使ったローリエは食材として買ったものでしたが、ドライフラワー店でも売っています。家にローリエの木があれば、自家製ドライローリエで作ると良いです。
メノウ
アクセサリー材料の、穴のあいているメノウです。私はたまたま手元にあったメノウを使いましたが、もちろんほかの石でもできますし、ビーズでもできます。
その他
- ワイヤー……20番や18番などの固いもの
- 好みの紐やリボン……吊り下げ用
- 鋏
- ボンド
- 直径4cmくらいの円形の型になるもの……私は空き瓶の口を使いました
- 爪楊枝(無くても大丈夫です)
ワイヤーを選ぶ
最初に、使用するワイヤーを選びます。このリースは、穴を開けた素材を、ネックレスを作るように、ワイヤーに通して作ります。一本のワイヤーがリースの円形を支えますので、細くやわらかいワイヤーでは作れません(細いワイヤーで作っても変形してしまう可能性が高いです)。なので、できる限り固いワイヤーで作ることにします。
このリースの素材は、ローリエとアクセサリー材料のメノウです。ローリエは自分で簡単に穴をあけられますが、メノウはもともとあいている穴を使うしかありません。なので、メノウの穴を通る一番固いワイヤーをまずは確認します。
できるだけ固いワイヤーを使いたいので、手持ちのワイヤーで一番固い18番を穴に通してみました。
↑ほとんどのメノウに、18番で通すことができました。18番では通らないメノウもいくつかあったので、20番のワイヤーで作ろうかとも思ったのですが、18番が通るものだけでリースを作れそうだったので、より固いワイヤー(=18番)の方を選ぶことにしました。
ワイヤーを円形にする
上の項で選んだワイヤーを、円形にします。このワイヤーの円は、リースの芯になるものですので、できるだけきれいな円形にするために、型に巻いて形を作ります。
私は瓶の口に巻いて円形にしました。
(ワイヤーの一部にセロテープが巻いてありますが、これは「素材のストッパー」です。次の項の画像で、ストッパーの意味が分かります)
素材をワイヤーに通す
ワイヤーに、ローリエとメノウを交互に通していきます。
ローリエは、葉の茎がついた方の端に、爪楊枝で穴をあけます。よく乾燥しているローリエは、乱暴に爪楊枝を刺すと割れてしまいますので、丁寧に刺します。
あけた穴にワイヤーを通します。
↑上の項で書いた「素材のストッパー」になるセロテープが、ローリエがワイヤーの奥に行ってしまうのをせき止めています。
ローリエの次は、メノウを挿しこみます。
この後も、ローリエ・メノウ・ローリエ・メノウと交互に挿しこんでいきます。
ワイヤーの円が素材でいっぱいになるまで挿すと、下のようになります。
ワイヤーは、切って赤い矢印のところでねじって留めています。
接着剤で固める
上の項で、リースの主要パーツはすべてはまったのですが、このままだと素材が固定されていないので、持ち上げると下の画像のようにローリエの葉が全部下を向いてしまいます。
上を向くべき葉を上に向かせるためと、すべての葉がクルクル動いてしまうのを止めるために、接着剤を付けて素材を固定します。
リースの裏側になる方(両面比べてみて、少しでもキレイに見える方を「表」にします)の素材に、ぐるっと円形に接着剤を付け、完全に乾くまで待ちます。
出来上がり
接着剤が乾いたら、紐(またはリボン)をかけて吊るしてチェックし、おかしいところがなければ出来上がりです。
このような、シンプルで小さいリースは、飾る場所によっては物足らないことがあります。そういう時に、私は同じようなミニリース(例:クジャクヒバの超ミニリース、コウリ柳のミニリース)と一緒にいくつも吊るすような飾り方をします。