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◆キャンドルアレンジメント（ドライ）
キャンドルを立てるドライアレンジメントの作り方
乾いても緑色を保つヒムロスギを使って、水の必要のないドライキャンドルアレンジを作ります。
今回は、水なしで作っていますが、給水フォームで水を吸えるようにすると、フレッシュなキャンドルアレンジになります。
※私は、古くなったオアシスを捨てずに活用するためにこのアレンジを作りました。古くなって、吸水させるのはためらわれる状態になったものを、ドライ用オアシスとして使っています。
【目次】
1.使用したもの
2.オアシスをセットする
3.キャンドルをセットする
4.ヒムロスギを挿す
5.オーナメントを付けて、出来上がり
6.点火！
7.数日たつと、こうなります
使用したもの
- ヒムロスギ
- デコレーション用素材（私は、金松ぼっくりと、造花のポインセチアを使いました）
- キャンドル
- オアシス
- 鉢の受け皿（オアシスをセットする器になります。浅いお皿状のものなら、受け皿でなくても良いです）
- 鋏
オアシスをセットする
受け皿にオアシスをセットします。私は、古くなったオアシスがたまたま手元にあったので、ドライアレンジにしましたが、給水させることができるオアシスがあれば、フレッシュなアレンジができます。
オアシスが、お皿の中で動かないように詰めます。お皿の大きさにちょうどはまるくらいの正方形のオアシスを切り出して真ん中に配置し、その周りに小さなオアシスをきっちりと詰めます。ぎゅうぎゅう押し込むくらいでちょうど良いです。（下の図を参照）
オアシスは、キャンドルを挿せる高さにしておきます。私は、少し太めのキャンドルを挿すつもりだったので、7cmの高さにしましたが、細く短いキャンドルを使うなら、5～6cmでも大丈夫でしょう。
キャンドルをセットする
お皿の真ん中に、まっすぐに立てます。しっかり挿しこんで、後から抜いたり動かしたりしなければ、そのまままっすぐ立ってくれますが、心配なら、ろうそくの、オアシスの中にささる部分に、接着剤をつけて挿すと良いです。
ヒムロスギを挿す
丸見えのオアシスを、ヒムロスギを挿して隠していきます。まず、前後左右の四方向から、オアシスの中心に向かって真横に枝を挿しこみます。
下は、左右に1本ずつ挿したところです。
左右に入れた枝で、なんとなくサイズ感をつかんだら、オアシスをぐるっと回しながら、枝を挿して一周します。（私はこの段階では、「なんとなく全体の形をつかめればいい」という気持ちで挿しているので、まだびっしりと埋めずに、結構スカスカに挿しています。……もちろん、後々埋めます）
このくらい挿すと、なんとなく完成像が遠くに見えてきます。このくらいの高さでもっと挿していき、オアシスが全部隠れるくらいまで挿せば形になるでしょう。
それほど厳密に考える必要はありませんが、参考までに、ヒムロスギの挿し方を図解しますと、下のようになります。
↑大体こんな感じ、というくらいで挿して大丈夫です。
ぐるっと一周挿したら、その隙間を埋めるようにして、さらに挿していきます。
↑これでもまだオアシスが見えているところがありますので、見えなくなるまでさらに挿します。
↑このくらいまで挿せば大丈夫です。
オーナメントを付けて、出来上がり
私が使ったのは、金松ぼっくりとポインセチアの造花です。（これにこだわらず、好きなものを使って作れます）
金松ぼっくりはワイヤーをかけて、それをオアシスに挿し、ポインセチアの造花は、茎をそのままオアシスに挿しました。挿す場所は、好きなところで良いです。
↑私はこれで出来上がりとしました。
点火！
点火しました。
点火するときには、可燃の素材が燃えないように必ず注意しましょう。私は、絶対に火がついている間は、アレンジのそばを無人にしません。また、可燃部分に火が近づく前に消火することにしています。
数日たつと、こうなります
このアレンジは水なしで作っているので、徐々に素材のヒムロスギは乾いていきます。ヒムロスギは乾いてもグリーンを保ちますので、キレイなドライとして保存できます。が、フレッシュと全く変わりがないわけではありません。
下は、葉がカリカリに乾いてしまった後の様子です。
↑作成した日から、10日たった様子です。
上の項の、フレッシュな枝のときの画像と比べると、色はほとんど変わらず、上を向いていた枝先が下を向いているところだけが違います。
10日たった時点で、すでに完全に乾いていましたので、これをさらに長期に保存すると、葉の緑色がゆっくりと褪せていくだけです。枝先がこれ以上下がることはありませんので、形の変化はありません。
「きれい」と言える状態で、1か月以上も飾れます。環境によっては3か月くらい飾れると思います。